空蝉のジャケット写真

歌詞

空蝉

いくまろ

遥か遠い昔のことのように思える

散らかった部屋

好きなゲームのキャラクター

真似して遊んでた

それだけで良かった

蝉の声 友達の声

親の声 ゆらり揺れる陽炎

蝉の声 友達の声

親の声 混じり消える雑踏

擦りむいた後のかさぶたさえも

誇れるような日々を過ごしていた

いつから傷付く事が怖くなって

走り出せなくなってしまったのだろう

どうしても宿題の答えが分からない時

僕が転んだ時も ケンカをした時も

見捨てる事なく 差し伸べられた手

たくさんの声で溢れているのに

たくさんの声に気付いていたのに

いつから独りだと思い込んでいた?

強くなりたい ただそれだけだったんだ

憧れた背中に追いつきたかった

なのに あの頃よりも小さい人間だ

あの日の勇者はいつでも仲間と共に

最後まで戦い抜いて来たじゃないか

擦りむいた後のかさぶたさえも

誇れるような日々を過ごしていく

いつから後悔なんて覚えたのだろう?

大人になりたい それだけなのに

あのセミだって 生きた証明

1週間の命をかけて

僕だって 生きた証明

あと数十年の決意表明

蝉の声 友達の声

親の声 忘れられない声

忘れないでいて 僕の声も

  • 作詞

    いくまろ

  • 作曲

    いくまろ

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    空蝉

    いくまろ

夏の終わりを感じられる、爽やか且つエモーショナルなロックバラード。

アーティスト情報

Utsusemi Records

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