

風はまだ若く
陽射しもどこかためらいがちで
街路樹の葉は 光を透かしながら
自分の色を決めかねている
長い影を踏みながら
私はどちらへ傾けばいいのか
少女のままの声と
大人のふりをする背中が
胸の奥で 静かに触れ合う
まだ熟れきらない果実の匂い
指先に残る青さ
急がなくてもいいはずなのに
季節だけが 背中を押す
麗しき緑葉の季節に
私の輪郭は揺れている
透けるほど柔らかな光と
ほどけきらない不安のあいだで
伸びていく枝のように
空を探している
大人になるとは
何かを失うことですか
夕立の気配を孕んだ雲
遠くで低く鳴る予感
降りきる前の静けさが
私をいちばん正直にする
笑顔の角度を覚えながら
少しずつ覚悟も覚える
それでも
胸の奥の小さな湖は
まだ誰にも触れさせない
青葉はやがて
濃くなり 厚くなり
風を遮る日が来るのでしょう
けれど今は
透き通る未完成のままで
世界をそのまま受け止めていたい
麗しき緑葉の季節に
私はまだ途中の色
濡れた土の匂いを抱いて
確かなものを探している
少女でもなく
完成した大人でもなく
この揺らぎこそが
私の今なのだと
そっと 息をする
麗しき緑葉の季節に
私の輪郭は揺れている
透けるほど柔らかな光と
ほどけきらない不安のあいだで
伸びていく枝のように
空を探している
大人になるとは
何かを失うことですか
失うことも 選ぶことも
怖れながら 越えてゆこう
少女の残光を胸に
未来へ枝を伸ばそう
- 作詞者
hare_tabi
- 作曲者
hare_tabi
- プロデューサー
hare_tabi
- プログラミング
hare_tabi

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
桜色に染まる空
hare_tabi
- 2
既読がつかない夜に
hare_tabi
- 3
羽化
hare_tabi
- 4
未読
hare_tabi
- ⚫︎
麗しき緑葉の季節
hare_tabi
- 6
春風が吹くころに (Remix)
hare_tabi
アーティスト情報
hare_tabi
AI × 人間の感情で紡ぐ、新しい“叙情ポップ”。 Sunoで生まれたサウンドに、僕自身の痛みと記憶を合わせて作っています。 誰かの心を少しでも震わせる音楽を届けたい。 時代の境界を越える音を、ぜひ。
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