branchのジャケット写真

歌詞

rem

鈴木窓司

なんとなく浮ついて

このままが心地よいのに

泥濘が染み出して

また夜が恋しくなる

ぼやけた光の中

ふたり手をとって笑っている

知る由もないようなこと

知っている気がするんだ

同じ世界を始める鐘の音が

粘り強く僕を呼ぶから

手を伸ばし喉を鳴らして宥める

終わりがないように

広がって響く声を数えておくれ

おとなになっても覚えてる

継ぎ接ぎのぬいぐるみ

簡単なそれひとつで

説明できる式を見つけたよ

何度も確かめたさ

間違いはきっとないはずだ

裸足の言葉躍る

ダンスホールの隅で

猫ボール蹴る

サンタが笑っていた

その足を切れば

笑ってくれるかな

わけもわからず

怖がって震えていた

声も出せずに

いつものように迷い込んで

知らぬ間に消え去っている

君に会えるなら

どこだって行けるはずだって

気がするから

ふたり秘密を左手に

合言葉右手に

波が赤く

変わるように

いつの間にか遠くなっていた

いつものこと

不思議なこと

そんなことすら安らぐこと

僕らのこと

君とのこと

絶え間なく願い続けてる

そんなこと言わなくても

わかる君との夢を

今さらどうして

あの日のことが

喉に詰まるのかな

君に会えるなら

どこだって行けるはずだって

気がするから

ふたり秘密を左手に

合言葉右手に

  • 作詞者

    鈴木窓司

  • 作曲者

    鈴木窓司

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鈴木窓司による自主制作アルバム。作詞作曲・編曲・ミックス・マスタリング・ジャケットイラストを自らで行っている。

アーティスト情報

  • 鈴木窓司

    鈴木窓司(すずき そうし)はインターネット上で活動しているアーティスト。4月12日生まれ。理系。 中学時代に音楽を始め、次第に作曲に触れる。 人肌のような温かさをもつ音楽を目指して活動している。 2023年より活動を開始し、2月に初音源となるアルバム「branch」、6月にシングル「槿花一朝」、7月に「カプセルトイ」といった楽曲を配信し、それぞれの楽曲は異なるアプローチによって制作されている。 最新曲「Babycall」は緩やかなテンポにループするコード進行の中で展開される、ひとりでのくだらない瞬間を切り取った歌詞とメロディは、統一感と遊びのバランスが絶妙である。 また、ジャケットイラストは鈴木本人が初めてデジタルのみでのデザインを手がけた。

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