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歌詞

日々を織る

鈴木窓司

懐かしいにおいがした

あの場所で覚えた心だ

ただ強くありたかった

あなたの隣にいたかった

ひたすらわけもないが

言いたいことを裏返した

いまさらの言葉だが

いつまでも伝えたかった

涼しい風が運んでいくのは

別れと別れの間だと

あなたが言った

その言葉を今も覚えている

朝の花のように

いつかはどうしようもないと

泣いてしまうけど

あなたとならば

わたしは生きていけるんだ

あなたの頬に手を添えて

キスをしてカーテンを開けるの

言葉にできないことでも

きっと知ってるんだ

摘み飾る白の百合

一輪うつむいて泣いている

そのたび思い出して

遣る瀬無くてベッドに沈む

お日様のにおいと柔らかさに

包まれる幸せ知ったから

あなたを育てた優しさに

どうか謝れますように

わたしを抱きしめて眠るあなたは

どんな夢を見てるかな

その目に映るわたしは

どんな風だろうな

明日のことひとつすらも分からず

ただあなたと生きていく

言葉にできないことでも

何度だってきっと

遠い未来のこと

いつかはふたり

傷つけあうこともあるけど

雪のように降る

灰がやんだのなら

あなたと名前を呼びあいたいな

溢れだした熱も

張り裂ける痛みも

忘れは出来ないこと知っている

それでいいと思うの

あなたの隣にいるのなら

朝の花のように

いつかはどうしようもないと

泣いてしまうけど

あなたとならば

わたしは生きていけるんだ

あなたの頬に手を添えて

キスをしてカーテンを開けるの

いつか来る別れの日に

後悔はないと

  • 作詞者

    鈴木窓司

  • 作曲者

    鈴木窓司

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鈴木窓司による自主制作アルバム。作詞作曲・編曲・ミックス・マスタリング・ジャケットイラストを自らで行っている。

アーティスト情報

  • 鈴木窓司

    鈴木窓司(すずき そうし)はインターネット上で活動しているアーティスト。4月12日生まれ。理系。 中学時代に音楽を始め、次第に作曲に触れる。 人肌のような温かさをもつ音楽を目指して活動している。 2023年より活動を開始し、2月に初音源となるアルバム「branch」、6月にシングル「槿花一朝」、7月に「カプセルトイ」といった楽曲を配信し、それぞれの楽曲は異なるアプローチによって制作されている。 最新曲「Babycall」は緩やかなテンポにループするコード進行の中で展開される、ひとりでのくだらない瞬間を切り取った歌詞とメロディは、統一感と遊びのバランスが絶妙である。 また、ジャケットイラストは鈴木本人が初めてデジタルのみでのデザインを手がけた。

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