Lyric

パロサント焚きしめて

俺はそれをかぐ

ラップする余白

今日も愛しく

キック・スネアー

いい加減なプレイバック

木炭の中に見える火種は

デモでレコード，回す映像を

ムービーじゃなくても

かっこいいセリフを

俺らは言っていい

ラップのカテゴリー

K,e,g,o 現実 シーソー

夜は黒じゃなくより深い青

照らされる俺ら，それぞれの名を

繋げて書こう，つられて笑おう

ラップする罪

老人と海

Moon walk

換気扇の下でチェインある晩，

露骨にペンを突き立てているalbum

Look for いい加減，目に＋α

たかだかセピアに指刺されたカルマ

昂る，怖くないblackout

Restart とどく

もっとそばに来いよ空気のいい玄関

誰がいなくなっても

寂しくないように

笑いそびれた街を染めるモーニング

やけに静かに祭りは居座り

シャレた空虚の胸ぐらを鷲掴み

おとぎ話しもそっと閉じておやすみ

喋らなねえ猫と

パーキング眺め燃やす火

Slow jam

肌感覚，手招いて跨いだblock

気分はBilly でも，あともう少し

乾いても良い眼差しが

育ちますように

笑いそびれた口から

「You're so sweet」

夜は黒じゃなくより深い青

照らされる俺ら，それぞれの名を

繋げて書こう，つられて笑おう

ラップする罪

老人と海

これっぽっちの愛と

これっぽっちのビートで

ラップするよ今日も

お前の名前はgraceful（Lyo）

路上で囲むスピーカーの回数

俺もお前もだいたい月の下に立って

フェイドアウトした

仲間の帰りを待つ

勝手に諦めたアイツらの分も

なんてこと言う優しさ

全て噛み砕いて

何をもって満足？

Recしてない3曲

地方都市の暮らし，言葉駆け出し，

記憶に残るいくつかのクラシック

シャッターの前で

交わすハンドサイン

再開の約束もせず帰る俺らは

生き方それぞれ

俺は言うことね

Moon walkが上手いね

背伸びしない遊びで

手を振る影を知る

人を撒く暇もなく

言いそびれた言葉

アデューさよなら