

急な夕立 駆け出した
駅までの道 ぬかるんで
君の傘が ひとつだけ
そっと差し出す その手が震えてた
濡れちゃいそうだよ もっと中に
肩が触れそうな ふたりが近くて
雨音がただ 響く世界
恋模様が しずくに揺れる
狭い歩道で はにかんだ
靴のしぶきも 気にならず
少し照れてた 横顔が
ふと見つめれば 目をそらしただけ
濡れた心には 届くように
小さな声でも 君がいて
夕立の中 二人きりで
傘の内側 世界が変わる
「雨って悪くないね」って つぶやいた
その笑顔に 鼓動が止まる
ほらね 傘の外はぼやけて
君しかもう 見えなくなった
駅に着く頃 空は晴れ
地面のしずく きらめいて
夕焼け染まる その横顔
まぶしくてみれず 顔を上げられない
揺れる想いだけ 隠せなくて
息を呑むたび 心熱く
濡れた記憶が 胸に落ちて
君といたこと 永遠になる
恋の始まりを 告げるように
雨が止んでも 傘は閉じず
寄り添ったまま 歩いていた
小さな奇跡 君と分け合う
- 作詞者
Blueside
- 作曲者
Blueside
- プロデューサー
Blueside
- ボーカル
花隈千冬
- ソングライター
Blueside

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恋する雨模様 (feat. 花隈千冬)
Blueside
傘の中、ふたりきり。雨音が街の音を消して、心の距離が近づいていく——。
『恋する雨模様』は、夕立の中で芽生える恋心を描いた、情感あふれるJ-POPバラード。柔らかなギターとドラムにのせて、雨の気配と胸の鼓動が重なり合う。
ボーカルはSynthesizer V 花隈千冬が担当。繊細で澄んだ歌声が、儚くも温かなふたりの時間を映す。