Lyric

雨のにおいが　まだ残る街

君の笑顔が　ふとよみがえる

あの日の風が　頬をなでて

心の奥を　照らしてた

途切れた夢を　抱きしめながら

ひとりで歩いた　帰り道

「また　会える」と信じた声が

今も胸で　響いている

流れる雲を　見上げてた

行き先さえも　わからぬまま

それでもなぜか　温かい

君がくれた　記憶の光

どんな夜も　終わりがくる

だからこそ　涙は美しい

この空の下　君を　想う

消えない夢を　抱いて生きる

悲しみの後に　見つけた強さ

光が　また心に咲く

信じることを　怖れないで

たとえ夜が　全てを隠しても

君の笑顔を　思い出すたび

心は　何度でも　立ち上がる

滲んだ空に　願いを放ち

未来の君に　届くように

壊れた翼でも　飛べる気がした

愛が　導いていた

風が運ぶ　あの旋律

遠い日々が　息を吹き返す

交わした言葉は　消えないまま

時の中に　溶けていった

それでも私は　信じている

君がくれた　優しさの意味

傷ついても　人は進む

心の奥に　あかりが　ある限り

孤独を越えて　出会う未来

それが　生きるということ

この空の下　君を想う

消えない夢を　抱いて生きる

悲しみのあとに　咲いた笑顔

光が　また心に咲く

いつか君に　届くように

この声を　空へ放つ

失くした時間も　愛に変えて

今を照らす　ひかりになる

たとえ別々の道を歩いても

想いは同じ空でつながる

涙の向こうに　新しい風が吹く

その風が　未来を包む

空を見上げて　祈りを放つ

君がいる世界　続いてゆけ

風が優しく　頬を撫でて

明日を照らす　太陽のように

君が残した　その笑顔が

私の心を　照らしてる

何度でも　立ち上がれる

その理由を　君がくれた

君の声が　今もここに

光の中で　笑ってる