

向かいの席は空いたまま
砂糖を足す意味もないまま
窓のくもりを指で拭く
消したはずの名前が浮く
時計が回るだけの午後
店員の視線が少し痛い
「お一人ですか」に慣れたくない
誰を待ってたんだろう
本当に"誰か"いたのかな
それとも
待つこと自体が居場所だった?
空いた席に影だけ座る
湯気の向こうで記憶が笑う
待つことだけが得意になった
何を待つのか分からなくなった
( SILENCE )
「お連れ様はいらっしゃいますか」
覚えてない
覚えてないんだ
隣のテーブル 手をつないでる
あの景色を僕も知ってる
紙ナプキンの端を折ってばかり
分かってるのに 待ってばかり
雨音が BGM に変わる
一人のカフェに似合いすぎる
待ち受けの君は笑ったまま
画面が暗くなっても見つめたまま
もし待つのをやめたら
この席は誰のもの?
コーヒーカップを両手で包む
指先だけがまだ温かい
冷めたコーヒーを飲み干した
苦い でも飲めた
空いた席に朝日が触れる
湯気がまっすぐ立ち上がる
待つのをやめた朝のカフェは
少しだけ広く感じる
( DIALOGUE )
「お一人ですか?」
「ええ、ひとりです」
でも今日からは
待ってるんじゃなくて
ここに、いるんです
- 作詞者
hi6nob
- 作曲者
hi6nob
- プロデューサー
hi6nob
- マスタリングエンジニア
hi6nob
- グラフィックデザイン
hi6nob
- プログラミング
東京ログライト

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誰を待ってたんだろう
東京ログライト
向かいの空席と冷めていくコーヒーを手がかりに、“誰か”ではなく“待つこと”そのものを居場所にしていた主人公を描く。雨の午後から朝の光へ、孤独を消すのではなく、ひとりでいる自分を静かに受け入れていく物語曲。
アーティスト情報
東京ログライト
東京ログライトは、人間の手だけでは届かないAIの力で、まだ誰も聴いたことのないPOPを作る音楽プロジェクトです。 頼りにするのは、自分の中にある感覚と、自分の中を流れてきた音楽。 その記憶と衝動を、AI時代の新しいPOPへ変えていきます。 美しいか、胸に残るか、もう一度聴きたくなるか。 その判断を信じて、声、言葉、映像、音の質感を選び取っています。 AIは主役ではなく、人間の限界を超えるための楽器です。 最後に曲を決めるのは、人間の耳と心です。 人の手を超えた音に、人の声を。 ありのままの自分に、もう一度出会いに行くための音楽を。
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