ライブハウスの妖精たち (feat. YURINA da GOLD DIGGER)のジャケット写真

歌詞

ライブハウスの妖精たち (feat. YURINA da GOLD DIGGER)

佐古勇気, 大塚謙一郎

17時半の電車に乗れば

18時半にあの街に着く

そっからメシをかき込んで食えば

19時のスタートに間に合う

ラジオで聴いた あのバンドの

あの音楽に包み込まれる

ずっとずっと待ち焦がれてた

そんな瞬間に やっと会える

親には塾の補習があるって

塾には家の用事があるって

僕には僕の時間があるって

その時間だけをくり抜いた

何度も見てた チケットを渡し

無愛想な受付を抜け

重たいドアに手をかけた時

重たい音に初めて触った

吸い終わった煙草が寝転び

窓のない部屋に煙が溜まり

初めてビールに口をつけたら

リビングの親父の臭いだった

人と人と人が擦れ合い

必死にそこで背伸びをした

音符が音符じゃなくなった部屋

必死にそこで背伸びをした

ライブハウスに行かない奴が

ライブハウスのことを悪く言う

ライブハウスを知らない奴が

ライブハウスのことを悪く言う

僕が16の頃からそう

たぶんそれよりも前からそう

あの時 確かに伝染した

あの時 何かに伝染した

薄暗い路地を抜けた所

薄暗い光のある所

薄暗い夢のような所

そこで見た妖精たち

一人で歩く家までの道

誰もいない夜の帰り道

月明かりにびしょ濡れの街

みんなが何故か見落とした価値

正しさだけが正しさじゃないって

あのバンドは教えてくれた

間違いだけが間違いじゃないって

ロックンロールが歌ってくれた

ライブハウスに行かない奴が

文化じゃ飯は食えないって言う

ライブハウスを知らない奴が

ライブハウスを知ろうともしない

そこには生活があるって事

そこには教育があるって事

僕が16の頃からそう

たぶんそれよりも前からそう

薄暗い路地を抜けた所

薄暗い光のある所

薄暗い夢のような所

そこで見た妖精たち

17時半の電車に乗れば

18時半にあの街に着く

そっからメシをかき込んで食えば

19時のスタートに間に合う

人と人と人が擦れ合い

必死にそこで背伸びをした

音符が音符じゃなくなった部屋

必死にそこで背伸びをした

正しさだけが正しさじゃない

間違いだけが間違いじゃない

僕が16の頃からそう

たぶんそれよりも前からそう

  • 作詞

    佐古勇気

  • 作曲

    佐古勇気, 大塚謙一郎

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