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歌詞

My path

Automatic store

よう久しぶり みんな元気かな

アイツどこいった?確かバツ付いた

多分辞めたTwitterまぁ元気ならいいか

楽しかった日々を思い出して寝るよ今日は

また始めよう一人ずっと葛藤

鳴るLINEも無視しゴメン後で返すよ

飲みいこうよ なぁ何してんの?だけど

お祭りも毎日だと飽きるでしょ?

これ以上いなくならないで友達

気さくにしてたあいつも変わっちまった

しょうがねぇんだけど なんかな

大人になるってつまらねぇんだな

人一人生きるのにいくらいる?万券

いよいよビビるよ就活だなんて

無理なもんは無理なのさ全部俺のせい

分かるぜ俺だってもうガキじゃねぇ

日は沈むあいも変わらずに

明日明後日もどうせ変わらない

でも腐らずにいこうぜ

それぞれのrunway

バカにして貶しあってるいつか笑い話に変わってく

離れてたって変わらないDear My Friendsへ

塀の向こうから届く手紙七枚

「中のラジオじゃヒップホップなんて鳴らない」

忘れない握るマイカフォンの大事さだから今はするぜbeat上で面会

もういいぜ嫌な噂ばっか I don't wanna

笑いながら言われたアレ冗談かな?

勘ぐりはここまでそうだ新譜聞いた?

好きな曲で酒を飲んであぁ最高だな

察しいいねこれは俺にとってリアル

理論立てて固め都合よく変える

それでも残る寂しさ

コレを埋めるための友達はエゴかな

悪い事自慢だけがhiphopじゃない

Bitchは抱かない、かっこ良くもない

彼女連れてくぜ福岡のうめぇとこ

Pushするのは薬じゃなくスケートボード

日は沈むあいも変わらずに

明日明後日もどうせ変わらないでも腐らずにいこうぜ

それぞれのrunway

バカにして貶しあってるいつか笑い話に変わってく

離れてたって変わらない Dear My Friendsへ

かけた苦労いつもありがとう親に弟

マイク依存症だbeatくれよもっともっと

ダメで元々?いいやいつも君の耳元

パンチラインまみれデンプシーの一歩

打ちのめされたって立ち上がってナンボ

分かる人にゃ分かるスタイル like a 石井智宏

うまくいかないことなんてザラにある

今日も勝つかな サガン鳥栖

腐れ縁もあるし、切れた縁もある

トラブルだって何度もある

きっと人とは分かり合えない だけど俺はみんなとたまに会いたい

あの時の選択が今に繋がってる

パンパンのライブハウスの景色だって見れた

笑って死ぬきっとそのためのmission

Life styleで実証 マイク握る一生

日は沈むあいも変わらずに

明日明後日もどうせ変わらない

でも腐らずにいこうぜ

それぞれのrunway

バカにして貶しあってるいつか笑い話に変わってく

離れてたって変わらない Dear My Friendsへ

  • 作詞者

    Automatic store

  • 作曲者

    Automatic store

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福岡発、2023年に大学のサークルで出会ったメンバーによって結成されたヒップホップクルー、Automatic Store。前作EP「subculture」からわずか1年で制作された本作は、その短い期間を感じさせないほど大きな進化を遂げており、HIPHOPシーンに新しい風を吹き込む作品となっている。既存の枠にとらわれることなく、様々な角度から大胆にアプローチを試みたこのアルバムは、彼らの各々が持つバックグラウンドや日々の何気ない瞬間、そしてそれぞれが抱える個性が鮮やかに表現され、豊かで多層的な作品に結実している。

例えば彼らが出会った地の名称でもある「Nanakuma」は、メンバーそれぞれの個性が色濃く反映された一曲である。 クルーの牽引役であるgenesの手によるトラックである本曲は、 genes自身のバースで勢いよくスタートする。彼の言葉には、福岡の街や仲間との日常が生き生きと描写されており、その力強いリリックが全体の方向性を示す。続いてcamel cocoは、リズミカルかつ独特な視点でビートを切り裂き、日常のリアルを描き出す。Nuuは、浮遊感のあるフロウで仲間との絆を表現し、そしてGLGMが鋭いリリックで、社会への挑戦や個人の葛藤を力強く掘り下げ、曲に深みを加えている。彼らのそれぞれのスタイルが見事に融合し、まさに四者四様の魅力が際立つ一曲となっている。

このアルバムのもう一つの特徴は、現代音楽の影響を受けた大胆なピアノのビートが取り入れられている点だ。「keep going」や「fall'n」では、緻密で変幻自在なピアノのビートが巧みに組み立てられており、その挑戦的なビートにも、彼らは流れるようなフロウでビートに寄り添い、美しく調和させている。この試みは、ヒップホップの枠を超えた新しい表現を追求しようとする彼らの姿勢を強く感じさせる部分であり、まさに進化し続けるAutomatic Storeの象徴的な瞬間となっている。

作品全体を通して感じられるのは、彼らの音楽に対する真摯な姿勢と、クルーとしての一体感だ。サークルでの出会いから、日々のレコーディングやセッションを通じて培われた信頼関係が、トラックごとに現れている。

彼らの力強いメッセージと次のステージを見せつける意欲作が、ついにドロップされた。

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