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「それでも、愛。」
まっすぐな愛、いびつな愛、ありふれた愛。
5thアルバムとなる本作『ラヴ』は、人類愛などマクロな視点から「愛」を描くことが多かったピノキオピーが、
息苦しいまでの「正しさ」で溢れ、分断が加速する社会の中で日々生まれる、さまざまな「愛」に焦点を当てた意欲作。
前作『零号』の艶のあるエレクトロサウンドを更に深化させ、余計な情報を削ぎ落とした、
ビートの輪郭が際立つメロディアスかつソリッドな作品に仕上がっている。
TikTokで2億回以上再生されている「推し」への恋心を描いた『ラヴィット』、
不器用な自己愛を綴った『アルティメットセンパイ』など、
正解のない感情を肯定するでも否定するでもなく、ピノキオピーは、確かにそこに存在する「愛」を謡う。
収録楽曲は、動画共有サイトへ投稿した人気楽曲を含む12曲入り。公開動画の累計再生回数は1,800万回を超えている(2021年5月現在)。
ころんへの提供楽曲『404』、スマホゲーム「#コンパス戦闘摂理解析システム」
書き下ろし楽曲『リアルにぶっとばす』に加え、スマホゲーム「プロジェクトセカイ」書き下ろし楽曲『セカイはまだ始まってすらいない』、
マジカルミライ2020テーマソング『愛されなくても君がいる』のセルフリミックスver.を収録。
ジャケットイラストレーションはピノキオピー自身が手掛けている。
2009年に動画共有サイトにてボーカロイドを用いた楽曲を発表し、ピノキオピーとして活動開始。 以降も精力的にオリジナル楽曲を発表しつつ、イラストやMVの制作、他アーティストへの楽曲提供など多方面で活動している。 ライブでは電子と肉体の共演・融合を基軸に、ドラムとスクラッチ&サンプラーをサポートメンバーに加えたバンドセットでのパフォーマンスを行っている。
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