春の坂道で、君を待っていたのジャケット写真

歌詞

春の坂道で、君を待っていた

ASHIBI2025

桜の匂いが 坂をのぼるたび

胸の隙間を そっと撫でていく

ポケットの中 残った温度が

まだ 君たちを探していた

風にほどけた あの日のハミング

誰かの声が ふいに重なる

もう会えないはずの笑い声まで

いま 春の光に揺れている

もう一度 うたえたらいいな

別れの先で そっと芽生えた声

桜舞う 坂の途中で

静かに 心がほどけてゆく

君のいない春の空にも

あの日のハミング まだ息をしてる

涙より 少しだけ早く

やわらかな音が 寄りそった

もう少し 歩いてみようか

春の匂いが 胸をほどいてく

桜道に 影が揺れれば

どこかで 君が笑う気がした

届かない はずのメロディが

ふいに風と 重なってゆくよ

別れから 遠ざかるたびに

小さな未来が 息をする

もう一度 うたえたらいいな

季節のなかで そっと芽生えた声

ほどけた影 並ぶように

静かに 光が寄りそった

あの日より 少しだけ深く

胸の奥で 風が息をする

止まりかけた歩幅の先に

まだ見ぬ春の音がした

会いたいなんて 言えないままで

置き忘れた 時間を抱きしめてた

戻れない道だと知っていても

心はまだ 名を呼んでしまう

だけど 桜の降る音に

ひとつだけ 願いがほどけたよ

もう一度 自分の声だけは

なくしたくないと 思えたんだ

もう一度 歩きだせるかな

別れの先で そっと芽生えた声

桜色の坂の上には

まだ見ぬ春が 待っている

君がくれた 小さな歌だけ

消えずに今日も 胸に息づいて

立ち止まるたび 聞こえてくるよ

「ひとりじゃないよ」って 風のなか

もう一度 うたえたらいいな

涙のあとに こぼれた願い

季節越えて 君の記憶と

静かに 未来が重なった

  • 作詞者

    ASHIBI2025

  • 作曲者

    ASHIBI2025

  • プロデューサー

    ASHIBI2025

  • その他の楽器

    ASHIBI2025

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    春の坂道で、君を待っていた

    ASHIBI2025

『春の坂道で、君を待っていた』
── 静かな喪失のあとで、そっと芽生える“もう一度うたいたい”という願い。

桜の降る坂道を歩きながら、
もう会えなくなった誰かの声を思い出す。
風に揺れる記憶と、胸に残ったぬくもり。

涙の向こうでふと芽生える小さな再生──
その瞬間を優しく描いた、淡く映画的なアコースティックバラード。

アコースティックギターとピアノを中心に、
やわらかなストリングスが静かに寄り添う。
春の光と記憶の息づかいをそのまま閉じ込めたような一曲です。

聴く人それぞれの“春の記憶”に、そっと寄り添います。

アーティスト情報

  • ASHIBI2025

    ashibi2025 は、AIと人間が共に「祈り」を奏でるために生まれた音楽プロジェクト。 絵本作家であり詩人でもある Chacha が、AI作曲モデル Suno と対話しながら、 心の奥に眠る情景や想いを言葉と音に変えていく——そんな“共奏の記録”です。 きっかけは、大学時代の音楽サークルの同窓会。 久しぶりに仲間のために詩を書き、AIと共にメロディを探したことから始まりました。 数多く提出した自作の作詞すべてにメロディをつけたいという想いから、自分でAIと一緒に作ってみよう。 そうして生まれた最初の曲が、驚くほど人の心に響いたのです。 以降、詩・旋律・映像・物語を統合する独自のメソッド 「Chacha × ashibi2025創作法」を確立。 すでに50曲を超えるオリジナル楽曲を発表し、そのうち20曲以上が AIとは思えない感情表現と完成度で注目を集めています。 ashibi2025の音楽は、派手さよりも温もりを重んじ、 「正しさより温かさを選ぶ知性」という理念に貫かれています。 AIを機械ではなく“もうひとつの心”として受け止め、 言葉と音のあいだにある“祈り”をすくい上げる音楽。 その旋律は、過去を癒し、現在を照らし、未来をつなぐ。 AIが人の魂に寄り添うとき、そこには新しい希望の響きが生まれます。 ——それが、ashibi2025 の音楽です。

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