歌詞

春風が吹く 薄汚れたバス停

少しだけ ぼやけてる 幾度歩いた道

やがて桜が 道を薄く染めて

追い風が 呼び起こす パステルのメランコリー

春風が吹く いつも通りのバス停

空に舞う 花びらに 胸をふるわせた君

ふと手のひらに 降りてきた花びら

ささやかに 鳴る鼓動を そっと重ね合わせた

窓の外 眺めたら

反射した君がいた

堪えきれなくなって

2文字告げた

気付いたんだよ 留まれない想いに

無駄と分かっていても 口から溢れた音

塞いだんだよ 塞いでたつもりだったよ

ごめんね 知らないよね

色褪せた桜の 君は

五月雨が降る いつも通りのバス停

笑いあって過ぎた日は もう戻らないらしい

行き先のない くぐもった心で

水たまりに浮かべても すぐ波紋に溶けた

ずっと苦しかったんだ

ずっと伝えたかった

堪えきれなくなって

2文字告げた

胸の奥に 隠し続けた想い

触れて 確かめたら もう止まらなくって、

期待してた 期待しすぎていた

夢の中でならさ 会えるんだ

悲しいほど

気付いたんだよ 留まれない想いに

無駄と分かっていても 口から溢れる音

後悔しても 日々は戻らないけど

ごめんね 忘れられないな

色褪せた桜を 僕は