歌詞

指の隙を擦れて、悴んだ音楽。

傷のついた盤面。愚痴つぐむ。

止まる呼吸、赤切れの咽喉。

20hzで纏わりついた冥想。

指の隙を擦れて、悴んだ音楽。

傷のついた盤面。愚痴つぐむ。

止まる呼吸、赤切れの咽喉。

20hzで纏わりついた冥想。

「空想、痛みは空想でした。」

おやすみを食べた夜が来た。

鳴き声、透けた夢のまま。

百葉箱に仕舞った光が、

零したペリエが、肌を擦った・・・

おやすみを食べた夜が来た。

鳴き声、透けた夢のまま。

百葉箱に仕舞った光が、

零したペリエが、肌を擦った・・・

_

哥を捉えた、四肢によく似た。

君は溟渤に溶ける。

綺麗な儘で・・・綺麗な儘で・・・

綺麗な儘でいてね。

綺麗な儘で・・・綺麗な儘で・・・

綺麗な儘でいてね。

綺麗な儘で・・・綺麗な儘で・・・

綺麗な儘でいてね。

参考書は見つからないで揺蕩う儘で・・・

_

夢は終わることはなく、

霧を飲み込む。

音波が硝子を伝い、

微かな涙が夜を掠める。

夕方間近の遊泳に、

時が重なる。

肺が苦しくなる程、

冷たさと混ざる「言葉」

少し針に似ていた。

滾る水に疲弊して、

思考、休める。

遥かな世界の隅で。

誰かが枕に伏せて寝ている。

羊の群れが夜を攫う、

音を奏でて。

濡れた網膜は乾きを知ることなく、

16bitの未来で息を吐く。