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歌詞

癒合する創

濁茶

甘い、味覚から視た光は

胸奥に笑みを灯している

一口あげるよ ほら

血の底で目でも覚ますような

滲出する分より

経口で嘘も仰いでゆけ

プラセボあげるわ

虚構から 居る意味を起こすような

眼瞼から透けて見える明日は妙味?

何一つ戻らない あと何度脈打つんだろう

減らす さだめだけど

秋の温度が 耳朶の先を冷やしてゆく

季節うごく中で

あ、熱い

舌 指の先で

理を一個 暴いている

かぐ この匂いで また

いつの日か今日が聞こえるでしょう

意外!私は1人で

他にはどこにもいないのって

それゆえこの生命は

私を揺らして鳴らすのでしょう

(住んでいた街、好きだったと気づく

謝れなくなった話を悔やむ

もうなくなった日々を一瞥

しかし毎日はわずかに可逆

笑いかけて 還る微笑み

記憶など 所詮レコードの溝

されど それと 知らぬ未来の間に潰れ

私の胸はどうしてこんなに痛み安らぐのだろう)

褪せゆく中でも 生命は今瞬いている

闇も照らせぬまま されどただ

安らかなるこの無力は 今高鳴っている

大きな息を 今聴いている

ふと海が香る

風を軽やかに履いた髪先 踊る

そう 何も戻らない あと何度脈打つのだ

さじが溶かした朝と

秋のかけらが 頸のわきを温めた

続く拍の中で

  • 作詞者

    濁茶

  • 作曲者

    濁茶

  • プロデューサー

    濁茶

  • ソングライター

    濁茶

  • プログラミング

    濁茶

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濁茶

アーティスト情報

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