Cheers Front Cover

Lyric

Disaster Heart

Kine Lune

防音の壁を透過してくる雨音が 私の思考回路(システム)を激しくかき乱す

こんな漆黒の夜は、誰でもいいから声が聴きたいんだ

「あなたじゃなくてもいい」なんて嘘をつかなきゃ 孤独で窒息しそうだから

窓ガラスを叩きつける風の刃が 容赦なく剥き出しの絶望を煽(あお)っていく

近づく感情の嵐(タイフーン)に 私はなすすべもなく震えているだけ

強く、強く吹き荒れる風よ いっそこの部屋ごと私を連れ去って

耳を塞いでも轟く雷鳴が 私のポーカーフェイスを狂わせていく

限界まで張り詰めた糸が切れた瞬間 暗闇の中で私はあなたの名前を叫んでいた

気のせいだと思いたかった雷鳴が 部屋の空気を震わせて鼓動(パルス)を狂わせる

本当は、代わり映えのしない誰かの声じゃなくて あの日の熱い胸が恋しいよ

「あなたが今ここにいたならいいのに」って 過去のフォルダに縋(すが)りついている

上空で渦巻く巨大な雨雲が 私の未来をすべて覆い尽くしていく

逃げ場のないディストピアで 私はただなすすべもなく立ち尽くす

強く、強く渦巻く雨雲よ この涙をすべてハイドロ・パニックに変えてよ

近づく嵐に抗う術なんて 私の小さな両手には残されていない

視界を白く染める稲光に怯えながら 私は壊れたアニマ(心)を抱きしめている

すべてを壊して通り過ぎる嵐のなかで

部屋を揺らす風の音が 「もうあいつは戻らない」と嘲笑(わら)う

ねえ、どうしてこんなに世界が叫んでいるのに

あなたの声だけが どこからも聴こえてこないの?

風が吹く、強く強く! 偽りの平穏なんてすべて破壊して通り過ぎてゆけ

近づく嵐に身を委ねながら 私は天を仰いで、届かない祈りを捧げる

「お願いだから、私の未練ごと全部、吹き飛ばして」

激しい土砂降りの雨のなかで 私は一人、最後の雷鳴を聴いていた

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

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