余華の一片散りにけり (feat. 知声)のジャケット写真

歌詞

余華の一片散りにけり (feat. 知声)

Sisuca

朧雲が漂う

若緑芽吹く頃

燕の鳴く声がする

今 春隣

⻘陽に包まれて

花信風が吹く頃

淡い紅色一枚が

掌に咲いた

花びらがひらりひらり落ちてゆく

僕の心模様は

優なりの飛花に染まる空

この時忘るるほどの

春風もっと吹け

酷寒猛暑に耐える時間と

刹那に過ぎる日々が

当たり前だなんて

決めつけないでよ

もう鳥語花香に浸る時間と

花時の中の今だけは

誰のものでも無い

例え陽炎でも僕だけのもの

花冷え 過去の記憶

花曇り 先の未来

それぞれ一枚一枚が

艶陽告げられるように

何年何年何百年

経ったって変わることのない

一年一花の儚き櫻来歌

花びらがひらりひらり舞ってゆく

僕の心模様は

麗し清く愛しき花

言葉にすらできぬほどの

零れ桜咲き誇れ

花びらがひらりひらり落ちてゆく

  • 作詞

    Sisuca

  • 作曲

    Sisuca

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    余華の一片散りにけり (feat. 知声)

    Sisuca

アーティスト情報

  • Sisuca

    作曲家・ピアニスト・VOCALOIDプロデューサーとして、独自の感性で紡ぐポップロックを中心に幅広い音楽ジャンルで活動するSisuca。心に響くメロディとストーリー性のある歌詞が特徴で、感情の機微や季節感を織り交ぜた楽曲を制作。すべての楽曲、歌詞、MVを自らの手でプロデュースし、リスナーの心に残る音楽体験を提供している。 最新の作品「真夏のシンデレラ」では、VOCALOIDである「初音ミク」をフィーチャーし、爽やかな夏のロックチューンを展開。今後も幅広いジャンルでの創作活動を続けていく。

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