どうせ 諦めているのなら
不愉快な方へ 逃げる君へ
わざとらしく微笑んでいた
風が それを無視していて
やわらかく吹いていた
赤い土がまつ毛を染めた
水が振りまいた虹色に
蝶が一羽 浸ってる
油が流れ込んだ海も 虹色
なんだか あの日の会話に似てる
雄弁な嘘を
誰のせいでもないとして
雨雲の隙間
浮かべる事ができたなら
つくりかけの ガラクタ
まごころなんていう言葉にして
君に言わないでいれるかな
みっともない姿なんて
誰にも見せず
君を信じていれるかな
晴れた空に 心が揺れた
ただ それだけの日だった
ただ それだけの僕がいたんだ
指先が切れて
赤い血が垂れた
そんなことすっかり忘れていた
言葉より 大切なものがある
そんなこと誰にも言われたくなくて
雄弁な嘘を
誰のせいでもないとして
雨雲の隙間
浮かべる事ができたなら
つくりかけの ガラクタ
まごころなんていう言葉にして
君に言わないでいれるかな
- 作詞
研井文陽
- 作曲
The cold tommy
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油膜
The cold tommy