一路のジャケット写真

歌詞

一路

松原雄太

この声は届いてますか?

遠く背中がみえるあなたに

幼き顔のあなたに

同じ空を見上げたあなたに

どれだけ耳を澄ませてみても

誰の声も聞こえない

ただ前へ ただ一人を乗せて走る

汽笛の音だけが 響く

長いトンネルを抜ける

いつの間にか外は暗い

後ろに延びている線路は

暗闇の中へ

車窓に流れる景色

息つく暇もない

都会の喧騒も遠く聞こえる

足早な車輪の音は鈍い

暗がりの中薄く照らされた

軌道の先たどり着く場所は

取るに足らない誰かの

取り留めのない話

限られた時間を強く

生きていきたいと願う

想いはいつも不安に押し潰され

流行病に魘される

特別なんて望んでいない

ほしいものはたった一つ

あなたの言葉を待っている

ただ一言

「生きていて、よかった」を

  • 作詞

    松原雄太

  • 作曲

    松原雄太

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    一路

    松原雄太

2023年4月、劇団CLOUD9第3回公演『まだここは』提供曲。完全書き下ろし。関西小劇場で活躍する演出家、小沢佑太の脚本家としての記念すべき第一作『まだここは』を松原雄太が読み、楽曲を制作。孤独と希望、そして愛を詰め込んだ一曲。

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