Lyric

冷めた夜空が僕の過去を映し出す

色褪せた世界に一人だけ

ぽつり置いてけぼり

一雫

滲む　霞む　藍が蝕む

視界が染まるのは

この星の所為だ

見つめるだけだった大好きは

もうちっとも見えやしないなって

ただ浮かべた星描くだけ

それだけあと

少しだけ

だけ

咲いた夜空が影を落とす未来に

明日なんてさって過ぎ去ればいい

持っていきたいこと

ひとつもないから

どうしようもないね、こんな僕なの

ねぇ、願うだけ願うだけ遠ざかる朝

僕は歌うだけで

解くだけ解くだけ絡まる気持ち

どうして

うまく言えなかったことをまた思い出す

あの時あの瞬間ああすれば

なんて僕には

見つめるだけだった大好きは

もうちっとも見えやしないなって

ただ浮かべた星描くだけ

それだけまだ少しだけ

浮かべた星は瞳の中

溶け出して煌めいて

見えないや

瞬いた刹那に一雫

さよならだね

もう、いいかな

少しだけ

だけ