Lyric

あいを　さがす　たびびとは

いくせんねんの　こどく

おわりのない　まぼろしを

その　むねに　いだく

いつか　であう　そのひまで

いつか　かなう　そのときまで

このよに　うまれた　さだめの　いとを

たぐりよせても　ほどけて

もつれながら　からまる

うきよの　ならいを

じっと　じっと　かみしめるだけ

あいに　ならない　ゆめたち

いつも　さまようだけ

たどりつけぬ　かなしみを

かぜに　たくして　うたってる

いつも　とおくて　とおく　とおくて

ほしを　さがす　ゆめびとは

むげんうちゅうの　おきな

かぞえきれない　ほしくずを

ひろっては　すてる

にくみながら　もとめていた

いとしながら　とおざかる

なみの　あいだに　ゆれてる　こぶねのように

ながれに　みを　あずけて

ときの　しじまに

きえてゆく　むじょうを

そっと　そっと　だきしめるだけ

まぶたに　うかぶ　おもかげは

いつも　やさしいのに　たびの　はて

みあげている　そらは　あおく

はてなくて

あいに　ならない　ゆめたち

いつも　さまようだけ

たどりつけぬ　かなしみを

かぜに　たくして　うたってる

いつも　とおくて　とおく　とおくて

とおく　とおくて……