Lyric

活き活きとした朝日がカーテンの隙間を縫う

まるで血でも通っているかのごとくみたいに

目を覚ましても変わらず 「終わり」、枕元在住

今日も僕は僕を見事に更新中

流れていく日々に掻き消される感情も

喧騒に埋もれる僕らの命の足音も

どうか どうか

無かったことにしないで

今日まで積み重ねてきたもの全てが

皆等しく土に還って行くのです

さよならだけが人生ならばと

また桜の咲く季節がやってきました

僕らの産声は 絶望の主人公か？

それとも抵抗の無様な雄叫びか？

どうだ？ どうだ？

傷だらけの脚を引きずってここまで

来たんだろ？生きたんだろ？

綺麗とは言い難いが離せないもあるだろう？

あなただけの声を聴かせてよ

夢を歌うシンガーは

夢半ばに死んだ

まるで世界は僕らを必要としていないみたいだった

僕らの感じたことがゴミだと言うあいつは正しかったのかもしれない

それでも僕らは負けるわけにはいかない

理不尽に譲る勝ちを持ち合わせてはいない

僕の声は届いてますか？

君のために歌う歌も

あの人のために綴った言葉も

100年後にはなにも残らないかもしれない

明日にはなにも残らないかもしれない

それでも僕らの声は消えない

僕らの足跡は消えない

僕らの足跡は消せない