曖昧なままで 言葉を濁して
君がそばにいるのも当然で
見慣れない靴にぎこちないチョーカー
誰のためにそう着飾って
安らぎに甘えて
花束のひとつも買わないから
愛想も尽かすよね
僕の知らない君が増えてゆく
39度のぬるい優しさは
今はもういらないよ、って強がってたのに
今日また君の視線の先を
追いかけ頰をつく
小さなわがまま 冗談みたいに
笑って流してたね 何度も
深夜の電話と流行りの映画
今は誰を誘ってるの
溶け込んだ日常
淡く街を包む君の色が
暖かかったこと
気付かされる灰色の秋風
39度のぬるい優しさじゃ
満たされてはないよ、って強がってたの
遠くに響く声がよく似てて
思わず振り返る
- 作詞
宮本ありさ
- 作曲
宮本ありさ
- ミキシングエンジニア
オル
- マスタリングエンジニア
オル
- グラフィックデザイン
宮本ありさ
- ボーカル
宮本ありさ
- バックグラウンドボーカル
宮本ありさ
- ピアノ
オル
- プログラミング
オル
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ぬるい恋
宮本ありさ
前作から約4年ぶりにリリースされた宮本ありさのオリジナル楽曲。
ピアノ弾き語りスタイルからイメージチェンジし、アレンジャーにオルを迎え、シティポップの要素を強く意識したサウンドメイキングとなっている。
トラディショナルなブラスサウンドと現代的なリズムセクションを融合させ、更に哀愁漂うメロディと歌声をマッチさせることに特に拘って制作された。
宮本ありさの音楽性とヴォーカル表現の新しいステージを感じさせる一曲。
アーティスト情報
宮本ありさ
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