CHIRIYUKUSAKURA Front Cover

Lyric

CHIRIYUKUSAKURA

MAMA

山門にさす 夕べの淡光

鐘の音 春を静かに告ぐ

咲き満ちるほど 影は深まり

薄紅の色 もののあわれ

指に触れし 花びら一片

温もりよりも 儚き重さ

今にも消えなむ命を

風にまかせし その様

とこしえならぬ世と知りつつ

なお胸を打つ このひととき

散るためにこそ 花は咲く

その理よ

桜よ なにゆゑ斯くも潔きかな

空へ還りゆく その姿

とどむる術なき 我が身かな

ただ仰ぎ見るのみ

はらはらと舞ふ花影

涙にも似て 透きとほる

おごそかに立つ てらの御影て

無情を知りにけり

石畳に淡く積もりし花

昨日の名残 儚し

踏めば消えなむその姿

春の終わりを告ぐ

されど季は巡り来て

咲きてはまた散りゆく

形を失へども

美は胸に宿る

散るは敗れにあらず

終わりは消ゆるにあらず

空へ溶けし花はまた

来る春を待たむ

桜よ その儚さの清らかさよ

我が心を洗ひきよめよ

執着の塵を風に放ち

静寂へと還らむ

はらり またひとひら落ちにけり

音もなく消ゆる そのさま

それでも春は絶えずして

静かに息づくものかな

  • Lyricist

    MAMA

  • Composer

    MAMA

  • Producer

    MAMA

  • Songwriter

    MAMA

  • Other Instruments

    MAMA

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