歌詞

※

（fuyuco.）

なんでもあり

でも一人じゃ何もできない

この思いも心も大きすぎて持ちきれない

見えない胸の奥に痛み

形にすれば間違いばかり

探してる　本当の私って何？

悲しみの海で揺れる波間に

消えるたちまち　君の切れ端

一緒にいられるのはほんの一瞬

だからこそこんな今が愛おしい

いっそひと思い　ひっそりと思う

きっとたった一人じゃないはず

海の向こうで誰か泣いてる

君の隣で誰か悩んでる

世界を変えることができなくても

気づいてもらうことはできないか

寂しくて　寂しくて

思わず空を見上げてみれば

満天の夜は闇に喜び

星は輝き月もニッコリ

どこまでも　どこまでも

続いてくような鈴鳴りの命

みぎひだり　響き合い

千切れ散り散り いずれ消えゆく

夜の足音が　鳴いている　月の淵

※

訳もわからず　別れて分かる

分かり合えずも　分かち合ったと

確かにあった　ちょうど真ん中

まん丸な伽藍堂の曼荼羅

カランコロンと　あっけらかんに

燦々とした夜明けが迫る

お釈迦様でも　わかりゃしない

まっしろに染まるまっさらな朝

うれしくて　うれしくて

両手をあげて踊れや踊れ

満開の花は風に遊び

鳥は羽ばたき雲はゆったり

いつまでも　いつまでも

続いてほしい永の祈り

道の果て　導かれ

共にここで　今を祝おう

鬨の声がする　光咲く　山の際