Lyric

踊り子は　傀儡人形

ひとり舞うのは　誰のため

赤い糸で　操られた

恋のようなら　幸せね

指先に引く　その糸は

嘘と本当　撚ったフィラメント

「死が二人を　分かつまで」

花びらが　ひとつ落ちた

口ずさむ　数え歌

許されるなら　縫い留めてよ　絡めてよ

真っ白い　白い　白い　白い　白い彼岸花

夢幻に　咲く　花よ

真っ暗い　暗い　暗い　暗い　暗い幕裏で

罪滅ぼしに　舞う　花よ

誰が引かずとも、幕は　降りるのね

左様なら　花を摘んで　今 Curtain call

心臓まで　舞台衣装

硝子細工の　夢灯り

もしもこの眼が　Bühneを追う

照明灯なら　いつまでも

照らす先は　貴女だけを

その余韻さえ　幽けき光

「詞が　二人を　分かつとも」

言いかけて　軋む声

想い出は　数え歌

枯れ姿まで　見ていたいと　願っても

真っ白い　白い　白い　白い　白い彼岸花

夢幻に　咲く　花よ

真っ暗い　暗い　暗い　暗い　暗い幕裏で

罪滅ぼしに　舞う　花よ

誰も　引かぬなら、糸は　いらないと

左様なら　貴女の声が　今 Curtain call

真っ白い　白い　白い　白い　白い尾を描いて

プロセニアムに立つ　花よ

糸は　ほどけた

真っ白い　白い　白い　白い　白い彼岸花

夢幻に　咲く　花よ

真っ暗い　暗い　暗い　暗い　暗い幕裏で

罪滅ぼしに　舞う　花よ

誰が　引かずとも、幕は　降りるのね

左様なら　夢の帳に　今 Curtain call