歌詞

夜の街が　また目を覚ます

眠れない心が　はじけそう

遠くのネオンが　まばたきして

僕を呼んでる

真っ暗なはずの空に

幾千の光が舞い降りる

人の声も　車の灯も

すべてが同じリズムで動く

瞳を閉じても　止まらない

このざわめきが　心を導く

どこへ行くかも　わからないけど

確かに　今を感じてる

唇の先で　こぼれた声

「もう少しだけ　このままで」

夜の風が　すべてを濡らして

心の深くを　溶かしてく

Midnight dopamine　溶けてゆく

身体じゅうを　流れる光

繰り返す　ネオンの迷路

僕は　今を生きてる

Midnight dopamine　光の中

誰のものでもない　自分を出して

消えそうな声で　叫んでる

「僕はここにいる」

街の光が　瞬いて

垂れ流す日々が　少しにじむ

壊れたスピーカーのように

胸の中で　リズムが跳ねる

強がりも　弱さも混ざって

本当の自分が　生まれてく

曖昧な世界の中で

それでも　確かに動いてる

誰かの声に　揺らされながら

それでも自分を　手放せない

このまま終わるには　まだ早い

夜は　僕の世界

Midnight dopamine　眩しいほど

心のざらつきを　かき消して

何かになりたくて　もがく夜

それも　今を生きるしるし

Midnight dopamine　焼けた空

冷たい風が　頬をなでる

ひとりじゃないって　思うたび

僕は　また動き出す

疲れた昨日を　脱ぎ捨てて

新しい自分で　走り出す

きっと　輝くのは

誰かじゃなくて　今の僕

Midnight dopamine　溶けてゆく

日々のざわめきが　心を満たす

どんな夜も　怖くない

僕は　今を生きてる

Midnight dopamine　終わらない夜

光の中で　動き出す

誰のためでもない

僕のリズムで

夜が終わる前に

もう一度　鼓動を聞こう

静けさの中で

僕は　生きてる