歌詞

朝の光が　壁をなでる

遠くの街が　息をはじめる

僕の中の　小さな声が

また　動きだす

眠れなかった夜の残音が

まだ心に　残ってる

でもそれも　悪くない

生きてる証だと　思うから

足もとに　光る筋

昨日より　すこしだけ温かい

歪んだ世界の　隙間にも

かすかな光が　差し込んでる

静かな街に　こだまする

心の声が　栄光になる

まだ負けてない　この一歩が

僕のすべてを　つなぎなおす

落ちた涙も　星のように

朝の空で　輝いてる

傷の跡も　ときどき痛む

でもそれも　僕のリズム

あの夜に　迷ってた

なにも見えない　あのときも

この鼓動は　止まらなかった

だから　ここにいる

Still breathing　いまも

この胸の中で　響く音

静かな方向へ　進んでく

誰のせいでもない　僕の朝

Still breathing　それだけで

世界は　美しくなる

負けた日も　滲む空も

ぜんぶ　いまを照らしてる

かすかな風が　顔をふれて

なにも言えずに　笑ってた

強さよりも　やさしさが

僕を　守ってた

明日はきっと　また違う

この鼓動が　未来をつくる

僕はただ　ここにいたい

いまを　歌にして

世界のざわめきが　起きても

僕のリズムは　止まらない

この息を　重ねていく

それが　僕の生き方

Still breathing　いまも

この胸の中で　響く音

新しい光の中で

僕は　すこし笑える

Still breathing　それだけで

悲しみも　意味を持つ

負けた日も　滲む空も

ぜんぶ　いまを照らしてる

僕はもう　恐れない

なにもない世界のまんなかで

ただ　息をしてる

それで　十分なんだ

Still breathing　いまも

この息を　つなぎあわせて

街の声が　歌にかわる

それが　僕のはじまり

Still breathing　それだけで

朝の光が　やさしくて

この鼓動が　未来を呼ぶ

僕は　いまを生きてる

昨日の夜に　さよならを

新しい僕に　おはようを

静かに目を閉じて

いまを　受け入れる