Lyric

巡り巡る毒を泳いで

辿り着いた孤独だから

信じられるものはただ生きて死ぬことだけね

変わったのは僕が君か

余計なことを考えたんだ

何でも忘れようとする冬の魔法に

何にも忘れちまわないように

増えていく荷物と

失う心の余裕で

部屋が埋まっていく

息が詰まるくらいに

携帯ばかり見ても

たまに外に出ても

怖い人ばかり

君も例に漏れずに

生きてくことが　こんなムズイのなら

草や花に僕は生まれたかった

言葉以外で

早く殺して

でなければ僕が誰かを殺しそうだよ

破裂しそうな腹の痛みが

うまく行かない呼吸が

海の中にいるみたいで

すごく綺麗だね

寝て起きて明日になって

君と今年を終わらせたんだ

消したい過去幾つにも重ねたら

明日からの僕がまた生まれる

従順で正常な日常の中で

暗雲も太陽も同じみたいだね

才能も声援も無いまま生きて

つまらない日々捩じ伏せてみせて

教室の中に

本当に僕っていたっけ

冷たい女の哄笑と

嫌な男の冷笑

鍵をかけた部屋の向こう

音楽で耳を塞いだ

泣き叫ぶ悲鳴と

大人の怒鳴り声とか

声が消えても

手が千切れても

怒りや失望に

この曲は芽吹く

下手くそなギターよ

下手くそな歌よ

連れてってよ、雨雲のそのまた向こう

太陽に手を伸ばして

火をつけてよtheピース

この年を忘れないように

破裂しそうな腹の痛みが

うまく行かない呼吸が

生まれる前の姿みたいで

どこか神秘だね

冷めた目も嘲笑さえも

今は嬉しくて仕方ないわ

消したい過去幾つも重ねたら

明日からの僕がほら、生まれる

従順で正常な日常の中で

暗雲も太陽も同じみたいだね

変わったのは僕か君か

余計なことを考えたんだ

君と僕の間にある距離は

埋まらないまま進んでいく

何にもない僕らだから

明日からの僕が今、生まれる！