ふゆのかえりみち 冬の夕方と猫と家路の光のジャケット写真

歌詞

ふゆのかえりみち 冬の夕方と猫と家路の光

sleepytimelofichannel

ひゅう ひゅう 風の糸

街の灯りが遠くににじむ

うすい雪の上に足あと

二つならんで角へ向かう

ねこと歩幅を合わせれば

胸の鼓動が静かにそろう

指先にふれる冷たさひとくち

ポケットの中で手を重ねる

ふゆのかえりみちをたどりながら

きょうの言葉をほどいていく

やわらかな光のリズムのままに

あしたの入口を見つけだす

ガード下をくぐる音

窓ガラスの内側くもる

ねこのひげがきらり光って

笑みがひとつこぼれ落ちる

ひと呼吸して空を見上げれば

白と群青が静かにまざる

ふゆのかえりみちをたどりながら

言葉はそっと澄んでいく

薄むらさきのぬくもりだけ

胸にしまって歩いてく

ベンチの木目が冷たい地図

靴音だけが拍を刻む

ねこがしっぽで前をさして

家路の角へ誘ってくれる

ポケットの切符一枚

名前のない約束みたい

風が頬をくすぐったら

今日のページが静かにめくれる

ふゆのかえりみちをたどりながら

きょうのページをとじていく

やさしい灯りに手をひかれて

あしたのページをひらいてく

同じテンポでならぶ足音が

静かな終止にほどけていく

戸口の灯りが近づいて

ねこと「ただいま」をわけあう

  • 作詞者

    sleepytimelofichannel

  • 作曲者

    sleepytimelofichannel

  • プロデューサー

    sleepytimelofichannel

  • その他の楽器

    sleepytimelofichannel

ふゆのかえりみち 冬の夕方と猫と家路の光のジャケット写真

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    ふゆのかえりみち 冬の夕方と猫と家路の光

    sleepytimelofichannel

冬の夕方、薄雪の道を猫と帰る穏やかな時間。鍵盤とアコギがやさしい灯りの色を描きます。

アーティスト情報

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