歌詞

古い時計が刻む

おぼつかないリズム

雨の午後に溶け込み

想いにふけるの

コーヒーの湯気が

描く曲線美

もつれながら消えていく

この心を映すように

黄昏のドアを

雨粒がノックする

あの頃の君のよう

ふさぐ私をさそうように

蜃気楼のように

君が揺らめいて

いたずらにこの心

かき混ぜているの

かき消すように流す

レコードの音が

包みこんで揺れている

慰めているように

あの美しい日々の

記憶は水のよう

握りしめていてもまた

指の間を流れていく

コーヒーの湯気が

描く曲線美

もつれながら消えていく

この心を映すように

黄昏のドアを

雨粒がノックする

もしこれが君ならば

今すぐに行くけれど

美しい日々の

記憶は水のよう

握りしめていてもまた

指のあいだを流れていくから