Lyric

いつか終わるなら

初めから始めなきゃよかった

なんて、最低の後出しだな

飲めないコーヒーが

飲めるようになった思い出も

苦いだけ、最悪の後味だよ

見つめあっていたのは

嘘じゃないでしょう？

だから触れ合っていたのは

心だと信じていたかった

曖昧体のふたりだ

まさぐりあって探りあうたび

わからなくなってた

ああ「今、会いたい」と

素直に伝えたい

重ねた時間すらまだ足りてないのに

確かな感触だけ

残ってる 残ってるんだよ

動物になったり

人間に戻ったりの痛み分け

いっそ、太陽に遠吠え気分

呑めないお願いも

呑めるようになったはずだけど

苦くてさ、

吐き出してしまったりする

"全部 君のせいだね"

ってそうじゃないのに、ごめん

掛け違った言葉も

すれ違ったままになった

口約束を無数に結んで

守ったり破ったりした僕らは

元々 不確かなふたりだったよ

ねえ 何度だって何度だって

解きあうキスをしていよう

余計なこと言わないように

確かめあっていたのは

不安定な心の外側

互いに口を塞いで

曖昧体のふたりだ

まさぐりあって探りあうたび

わからなくなってた

ああ「今、会いたい」と

素直に伝えたい

重ねた時間すらまだ足りてないのに

確かな感触だけ

残ってる 残ってる

互い違うことはもう

分かってる 分かちあってたいだけ