歌詞

「別れよう」って告げた君の声

頭の中で何度も反響してる

言葉を探して口を開くけど

ただの吐息に変わって消えていった

なんて言えばよかったんだろう

君は僕に何を望んでたの？

正解が見つからないまま

時だけが残酷に進んでいく

追いかけたいのに 足がすくんで

声をかけたいのに 声が出なくて

「別れたくないよ」ただそれだけ

胸の奥で繰り返すしかできない

弱い僕で ごめんね、ごめんね

玄関を出ていく背中を見送る

震える指先 握りしめたまま

「行かないで」と叫べたら

未来は変わったのかな

君の欲しかった答えは

僕の中にあったはずなのに

掴めないまま零れ落ちて

君の影だけが遠ざかる

追いかけたいのに 足は止まったまま

言葉を探しても どこにもなくて

「別れたくないよ」心の奥で

何度も泣き叫ぶことしかできない

弱い僕を 許して、許して

君を失って 初めて知った

僕がどれほど 君に生かされてたか

今さら遅い それでも願う

どうか最後に振り返って

追いかける勇気をもし持てたなら

伝えたい言葉は たったひとつだけ

「別れたくないよ」その声が

君の心に届くことを夢見てる

弱い僕で ごめんね、ごめんね