Lyric

夜が泣いている

灰色の街で

滲む あの頃の

笑顔のかけら

駅前通り

古びた 喫茶店

タバコの煙に

何を夢見たの

過ぎゆく時には

逆らえなくて

ただ遠い 誰かを思う

忘れないのは

君の制服

触れることもない

多分もう会えない

消えない鼻歌で

思い出し笑い

小さな顔が

そっと揺れる幻

雨に打たれ濡れる

路地の夕影

思い出すのは

乾いた嘘

錆びた踏切の

かげろうが揺れる

鉄の匂い

胸が張り裂ける

無くした時間は

つかめないまま

遠ざかる

夢の続きが

忘れないのは

君の制服

触れることはない

多分もう会えない

止まらの時間が

残した思い

小さな声が

そっと揺れる 幻

夜が泣いてる

灰色の街で

滲むあの頃の

笑顔のかけら

忘れた 声が

名前を呼べば

遠く 揺れる 国道

誰もいない道に

もう戻れなくて

ただ遠く 耳を澄ませて

忘れないのは

君の制服

触れることもない

多分もう会えない

止まらぬ時間が

残した思い

小さな声が

そっと揺れる 幻