禁酒ラプソディのジャケット写真

歌詞

禁酒ラプソディ

もりバンド(仮)

おぼろげに

つかんだ

雫まみれのグラス

水滴を

そっと

指でなぞった

こみあげる欲をおさえ

強く唇を噛んで

耳元でささやく誘惑に抗え

透き通った水面に

にごった両の目

乾き切った地べたに

ひとしずくの雨

味気ない恵みに

満たされずに飢え

貫いた先の

勝利に想い馳せ

澄みきった

視界の

鮮明さに戸惑う

正常であること

こそが異常

悪しき習性の末路

褥に縛られる苦行

迫る幕切れを振り切るための辛抱

ざわめく饗宴に

誰もが酔いしれ

たちこめる乱痴気に

飲み込まれてゆく

全てが黒一色に

塗りつぶされていく

その中で白く

あり続ける苦痛

けがれない水の

流れ落ちる音

泥を望む身には

癒しにはならない

渇きは満たされない

透き通った水面に

濁った両の目

乾き切った地べたに

ひとしずくの雨

味気ない恵みに

満たされずに飢え

貫いた先の

勝利が見えてこない

不浄を断ち切った

結果不安定でも

気の抜けた真水を

流し込んだなら

いさぎよく眠りに落ちよう

  • 作詞

    もりバンド(仮)

  • 作曲

    もりバンド(仮)

禁酒ラプソディのジャケット写真

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