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「ぱあっと視界を開いてくれた経験」(廣津留すみれ)
廣津留すみれとデア・リング東京オーケストラとのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とバッハのシャコンヌのCDの登場です。
昨年(2021年)9月4日のデア・リング東京オーケストラの所沢公演では、ジョセフ・リンとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演する予定でしたが、コロナ禍で来日が困難になったため、代わりに廣津留すみれ氏をソリストに迎えました。
廣津留すみれはジョセフ・リンと同様ハーバード大学を首席で卒業、その後進学したジュリアード音楽院では同院教授のジョセフ・リンに室内楽を学びました。さらに2人共にハーバード大学同窓のヨーヨー・マと深い親交があるという縁があります。
ソリスト変更に伴い、共演曲目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲からメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に変更し、廣津留すみれによる弾きぶり(指揮者なし・ソリストが指揮を兼ねる)で演奏しました。
デア・リング東京オーケストラは発足当初より協奏曲では指揮者なしの方針でした。ソロとオーケストラが一体感のある演奏ができやすいと考えるからです。
公演前日の9月3日には、メンデルスゾーンと縁の深いJ.S.バッハの「シャコンヌ」の公開録音を行い、この2曲のカプリングで廣津留すみれのファーストCDをリリースし好評発売中です。
廣津留すみれ 大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士)・ジュリアード音楽院(修士)を卒業後、ニューヨークにて音楽コンサルティング会社を設立。大学在学中に世界的チェリスト、ヨーヨー・マとの度々の共演を果たしたのを皮切りに、米国にて演奏活動を拡大。The Knightsのメンバーとして録音したギル・シャハムとの最新アルバムがグラミー賞2022にノミネート。これまでに『ファイナル・ファンタジー』シリーズなど名作ゲームの録音を数々担当。近年では『サンデージャポン』(TBS)『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ )でのスタジオ演奏も話題に。演奏の傍ら、大分での英語セミナーSummer in JAPANの開催や、講演演奏会シリーズ」の企画など多方面で活動中。 著書に『超・独学術』(KADOKAWA)等。テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』金曜レギュラー。成蹊大学客員講師・国際教養大学非常勤講師。
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