Lyric

夲日も氣象は白黑彩色（モノクローム）

仄めくは偽証の譱心（ゼンシン）

喪心も所詮は反對命題（アンチテーゼ）

原典は剎那(イマ) も幽かに

誰かが言い連ねる臨界點

限界は理想の無智（アイロニー）

流々と書き毆る肆行詩

手帖を透かす驟雨に

繁殖（フ） えて生くのは　淘汰（ヘ） って逝くのは

變はる代はるに　無價値に成って去く数値（イノチ） だ

熔解（ト） けて言うのは　帰依て言うのは

「残存（ノコ） りたいのは誰？」

THE虐殺性

區切られた樂園（セカイ）　謳へ歌へ

濁った鼠色　鐵格子（テツゴウシ） の

閉切られた監獄（セカイ）　啖え喰らえ

最後の弌匹（ヒトリ） に　成りたがる咎他人（ケダモノ）

犇吼異端（スクイーク・フリーク）

牙削る痛み

犇吼異端（スクイーク・フリーク）

孤独に堪えて

犇吼異端（スクイーク・フリーク）

騙り合う餌物

犇吼異端（スクイーク・フリーク）

命載せて囘す

見届けろ異端　破滅（カタストロフィ）

夲日も意識を装填（インストール）

打ち盡くす抑制（ダウナー） と興奮（アッパー）

不自由も斯くなるは大前提

警報音（サイレン） は未だ僅かに

誰かが為る筈だった救い

諧謔な思考の合間に

朗々と唄い繼ぐ英雄詩

弔鐘を鳴らす秋雨に

飢えて生くのは　腐り逝くのは

流る無がるに　經過擦り減ってく身體（カラダ） だ

愛れて言うのは　枯れて言うのは

「生存（ノコ） りたいのは誰？」

自虐殺性

區切られた樂園（セカイ）　喘げ々げ

濁った鼠色　鐵格子（テツゴウシ） の

閉切られた監獄（セカイ）　啖え喰らえ

最後の弌頭（ヒトリ） に　成りたがる仇他人（ケダモノ）

犇吼異教（スクイーク・フリーク）

牙研ぐ患い

犇吼異教（スクイーク・フリーク）

孤独に沈んで

犇吼異教（スクイーク・フリーク）

間引合う餌物

犇吼異教（スクイーク・フリーク）

命賭けて遊ぶ

見届けろ異教　崩壊（カタストロフィ）

區切られた失樂園（セカイ）　喚け叫け

濁った鼠色　鐵格子（テツゴウシ）の

閉切られた牢獄（セカイ）　啖え喰らえ

最後の弌人（ヒトリ） に成りたがる乖者（ケモノ）

最期の弌柱（ヒトリ ）に成り上がる怪物（バケモノ）

犇吼異常（スクイーク・フリーク）

牙拔ける悼み

犇吼異常（スクイーク・フリーク）

蠱毒生きたいな

犇吼異常（スクイーク・フリーク）

涙する餌物

犇吼異常（スクイーク・フリーク）

祈り添えて奪え

見届けろ異譚　結末（カタストロフィ）

見届ける異業　終焉（カタストロフィ）