kibunkaze Front Cover

Lyric

kibunkaze

kuchiguse

さよなら もうさよなら

いつか見せたあの頃の澄んだ瞬間も

古い記憶の上に

重なった余分な色

取り除こうとしてる自分を

少し嫌った

春を迎う人々

風は置いていくことなく

新しい時をも告げるけれど

今年の僕を連れ去っては

くれないみたい

今まで そう今まで

気づかなかった喜びはもう忘れよう

過ごしたあの頃の輝き

思い出さないで

これから そうこれから

歩き出そうとしてたあの頃の僕らは

もう会えないように

そっと閉じ込めていたのに

時に襲った悲しみなんてさ

君がいて僕がいて

それだけで消せると思ってたのに

昨夜降る雨を型取った

思い出を彩る光

そこに君の面影を見た

黄昏に包まれて

響き渡る幸いの音に

どうしても釣り合わない僕は

春の風に向けて乞う

せめてこの愛しさが

どこかにいなくなる時まで

咲くのを忘れた花のように

生きていたい

今まで そう今まで

気づかなかった喜びはもう忘れよう

横顔 あの言葉 眩しさ

思い出しちゃうね

さよなら もうさよなら

いつか見せたあの頃の表情を僕は

取りこぼさないように

一人想い噛み締めた

  • Lyricist

    kuchiguse

  • Composer

    kuchiguse

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