

沈黙を貫いたこの凄惨な世界に
ミクロほどの汚れ切った小石が一つ落ちた
社会だとかルールとかの激流の中で
角が取れて丸くなった意思だけが残った
表面をみればダイヤみたく煌めくも
芯の部分の黒さだけは隠すことはできない
美しさと醜さは表裏一体
常に共存を求められるそんな実態
熱狂的な集団に支えられたカルト
フリックとかの速度感で操作出来るタクト
昔はドープ 今じゃセルアウト
母体だけが肥大化したコンテンツの末路
広がった入り口 狭くなった出口
覚悟ないやつは袋の鼠
だから亡骸と化したかつて同志だった者の手を
振り払った先にある スタートラインに立つ
I'm a storyteller 真っ新のペーパー
黒鉛が紡ぎ出す革命前夜
アイデアにイメージ 書き殴ったページ
白紙だったノートたちも今じゃヴィンテージ
I'm a storyteller はみ出した線は
可能性を可視化した俺だけのテーマ
いつか辿り着く栄光のステージ
これは数分のエッセイに込めたメッセージ
固定概念に縛られて閉じこもった牢獄
溢れそうな声を押し殺してまたも慟哭
周りを妬み嫉み失った道徳
プライドが暴走し枯れたあのコスモス
推し図った感情で口に出した損得
上部だけの情報が行き交った憶測
割り込んできた邪念が真心を拘束
正しかったものが見えず今は盲目
目を閉じた刹那 逃避からの微睡
楽しかった出来事も霧の中の幻
叶えたかった現実は風化しては綻び
消える間近だった灯火
それでも足掻くことだけは決して辞めなかった
わずかだった火種に薪を与え続けた
商業的なものじゃなく衝動的なもので良い
それで良い ただそれで良い
I'm a storyteller 真っ新のペーパー
黒鉛が紡ぎ出す革命前夜
アイデアにイメージ 書き殴ったページ
白紙だったノートたちも今じゃヴィンテージ
I'm a storyteller はみ出した線は
可能性を可視化した俺だけのテーマ
いつか辿り着く栄光のステージ
これは数分のエッセイに込めたメッセージ
完璧な存在なんてこの世には無いが
確かなバックボーンが1人1人にあった
不完全であるが故に揃わない足並み
誰かと比べたってそれはきっと間違い
自分には何もないと常日頃思ってた
何やっても中途半端で終わる日々を悔やんだ
1行目の書き出しにかかった時間
これは研鑽と苦悩の末に生まれた遺産
広大かつ未開な思考を泳ぐ宇宙船
頼るのはコンパスじゃなくて個の習性
過去を順に遡って手に入れた風景
一つ一つ繋ぎ合わせあの頃を復元
流星が微笑んだ一瞬のような
偶然を大切に仕舞い込みながら
そこらじゅうに散らばった伏線を拾い集め
何十年後に待つ終点へ
I'm a storyteller 真っ新のペーパー
黒鉛が紡ぎ出す革命前夜
アイデアにイメージ 書き殴ったページ
白紙だったノートたちも今じゃヴィンテージ
I'm a storyteller はみ出した線は
可能性を可視化した俺だけのテーマ
いつか辿り着く栄光のステージ
これは数分のエッセイに込めたメッセージ
- Lyricist
492
- Composer
LIMRXIN

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