storyteller Front Cover

Lyric

storyteller

492

沈黙を貫いたこの凄惨な世界に

ミクロほどの汚れ切った小石が一つ落ちた

社会だとかルールとかの激流の中で

角が取れて丸くなった意思だけが残った

表面をみればダイヤみたく煌めくも

芯の部分の黒さだけは隠すことはできない

美しさと醜さは表裏一体

常に共存を求められるそんな実態

熱狂的な集団に支えられたカルト

フリックとかの速度感で操作出来るタクト

昔はドープ 今じゃセルアウト

母体だけが肥大化したコンテンツの末路

広がった入り口 狭くなった出口

覚悟ないやつは袋の鼠

だから亡骸と化したかつて同志だった者の手を

振り払った先にある スタートラインに立つ

I'm a storyteller 真っ新のペーパー

黒鉛が紡ぎ出す革命前夜

アイデアにイメージ 書き殴ったページ

白紙だったノートたちも今じゃヴィンテージ

I'm a storyteller はみ出した線は

可能性を可視化した俺だけのテーマ

いつか辿り着く栄光のステージ

これは数分のエッセイに込めたメッセージ

固定概念に縛られて閉じこもった牢獄

溢れそうな声を押し殺してまたも慟哭

周りを妬み嫉み失った道徳

プライドが暴走し枯れたあのコスモス

推し図った感情で口に出した損得

上部だけの情報が行き交った憶測

割り込んできた邪念が真心を拘束

正しかったものが見えず今は盲目

目を閉じた刹那 逃避からの微睡

楽しかった出来事も霧の中の幻

叶えたかった現実は風化しては綻び

消える間近だった灯火

それでも足掻くことだけは決して辞めなかった

わずかだった火種に薪を与え続けた

商業的なものじゃなく衝動的なもので良い

それで良い ただそれで良い

I'm a storyteller 真っ新のペーパー

黒鉛が紡ぎ出す革命前夜

アイデアにイメージ 書き殴ったページ

白紙だったノートたちも今じゃヴィンテージ

I'm a storyteller はみ出した線は

可能性を可視化した俺だけのテーマ

いつか辿り着く栄光のステージ

これは数分のエッセイに込めたメッセージ

完璧な存在なんてこの世には無いが

確かなバックボーンが1人1人にあった

不完全であるが故に揃わない足並み

誰かと比べたってそれはきっと間違い

自分には何もないと常日頃思ってた

何やっても中途半端で終わる日々を悔やんだ

1行目の書き出しにかかった時間

これは研鑽と苦悩の末に生まれた遺産

広大かつ未開な思考を泳ぐ宇宙船

頼るのはコンパスじゃなくて個の習性

過去を順に遡って手に入れた風景

一つ一つ繋ぎ合わせあの頃を復元

流星が微笑んだ一瞬のような

偶然を大切に仕舞い込みながら

そこらじゅうに散らばった伏線を拾い集め

何十年後に待つ終点へ

I'm a storyteller 真っ新のペーパー

黒鉛が紡ぎ出す革命前夜

アイデアにイメージ 書き殴ったページ

白紙だったノートたちも今じゃヴィンテージ

I'm a storyteller はみ出した線は

可能性を可視化した俺だけのテーマ

いつか辿り着く栄光のステージ

これは数分のエッセイに込めたメッセージ

  • Lyricist

    492

  • Composer

    LIMRXIN

storyteller Front Cover

Listen to storyteller by 492

Streaming / Download

  • ⚫︎

    storyteller

    492

Artist Profile

"