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Lyric

sunflower

Sepiwo

ペットボトル 残したソーダ水と

食べかけの朝食を眺めている

最初から知っていた

私の居場所はどこにもない

知らぬ間に少しずつ 大人になり

背伸びして 見る景色 変わってゆく

それゆえの過ちも それゆえの責任も

刻んでゆく

結末は同じだと

言うのは簡単だろうけど

永遠の錯覚に

もっと騙されていたい

空に咲いて微笑む向日葵が

この世の憂いを包み隠した

花火みたいに美しく過ぎ去ってゆく

美談にはできないけれど

人並みの幸せに憧れてた

何一つ 得ることは 出来なかった

透明なショーケース

欲しがることすら恥ずかしくて

私には 何も無い

強さも弱さも孤独も

軟弱で 傲慢な

醜さに塗れていた

過ぎる夏は夕焼け雲に乗り

怠惰も眠気も許される迄

誰かの不幸をひとりでに背負い込んで

物陰で泣いているのを見た

クラス替え 転校 卒業

お別ればかりの毎日

締め切った教室 知らないたくさんの怖い顔

カバンを泥に投げられ びしょ濡れで帰った日もあったけど

淡い恋をしていた

過ぎる夏は夕焼け雲に乗り

怠惰も眠気も許される迄

限りある時の中で出会えたこと

今は悔やみ続けてる

空へ咲いて微笑む向日葵が

この世の憂いを包み隠した

花火みたいに美しく過ぎ去ってゆく

夏が終わっていく

  • Lyricist

    Sepiwo

  • Composer

    Sepiwo

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