Lyric

揺らぐ夜空に現れた

きみの笑顔にさらわれた

屋上遊園地の甘い中毒死

葉桜になったんだって

僕の袖を離すんだろ

浮いた足先の呪いが見つめてた

鏡のなか写っていた

いつか君が遺したもの

ぷかぷか泡立った形而上の毒

彫りつけられた疼痛は

わすれさせてくれないんだろ

きみはぼくが触れるのを待ってんだよ

ずっと憶えてて　きみは風船になっちゃったって

ぼくの手をすり抜けて風がさらうんだ

ずっとだいすきと　言葉にできたらまだ切なさも

もっともうちょっと抱きしめられた

鏡のなか写っていた

いつか君が遺したもの

ぷかぷか泡立った形而上の毒

傷に触れては感じてる

命の場所を感じてる

ねえ　きみはぼくが迎えにくるのをひたすら今は

風が吹いてった

まだおいてかないで

ああ　甘いにおい

そんな顔しないで

ねえ　橋の向こうで微笑まないでくれよ

ずっと溺れてて　きみは風船になっちゃったんだ

ぼくの手をすり抜けて風がさらうんだ

ずっとだいすきと　きみを胸で涙を受けたなら

もっともうちょっと抱きしめられた

揺らぐ夜空に現れた

きみの笑顔にさらわれた

屋上遊園地の甘い中毒死

葉桜になったんだって

僕の袖を離すんだろ

浮いた足先の呪いが消えていった