Lyric

上空一○○夏 きらり夕立晴れ蝉時雨

靴紐はきつく はじまりの支度 さあ往こう

凪いだ風が一緒に歩いた

虹の雨が降った日も

空の床を 長靴で跳ねた日も

たのしくて うれしくて 朝に

ともだちの草がお辞儀をした おはよう

まぶしくて きらめいて 彼方

地平線の果てを泳ぐ

さあさ

いちにさん 毎日がたくさん

ともだちの白い雲が泣いた さよなら

かなしみも ときめきも 刹那

きっと この先は晴れるさ ねえ そうでしょ

嗚呼群青 泪ぽとり 全部塗りつぶしているみたい

淡い 深い 匂い 違うのに一緒くたにしたんだ

舞い落ちる花が一緒に歩いた

歌が星になった日も

声が苦い海になった日も

たのしくて うれしくて おひさま

ともだちの草が背伸びした ごきげんよう

まぶしくて きらめいて 彼方

地平線の果てを泳ぐ

さあさ

いちにさん 毎日がたくさん

ともだちの白い雲が泣いた さよなら

かなしみも ときめきも 刹那

きっとこの先は晴れるさねえ そうでしょ

知らない苦しい靄に

捕まって溺れてたいつかの僕だけど

白駅発 黒駅行 列車

灰の中をもがけ 砕け行け

いつだって うれしくて 晴れ空

ともだちの君と手を取って 先へ

まぶしくて きらめいて 明日へ

地平線の果ての果てを見よう

もういっちょ

いちにさん 毎日がたくさん

友達の僕も完璧はなれないけど

かなしみも ときめきも 刹那

きっとこの先も光と影 ねえ そうでしょ

そんなもんだよ

うそほんと

ほらね 次のページはその手で