歌詞

満たされぬこの手に

深緑(ふかみどり)の あなたの 衣(ころも)が触れた

わびさびの『わび』が もどかしいほど あなたが足りない

お茶を点てましょう

宇治の街 ひとりきり熱帯夜 わたし まるで 空腹の 子供だわ

サラサラと 繊細な心の氷

苦くて甘い あなたに 染まってく

冷えきったこの手を

深い森で 彷徨うよに求めてる

その熱を その吐息を 知れば知るほど

もどかしくなる 私を満たして

宇治の街 待ちわびてる 熱帯夜

わたしまるで 飼われてる 仔犬だわ

ひんやりと 雪のよな 心残り

苦くて あまい あなたに 溶かされる

サラサラと繊細な 心の氷

苦くて 甘い あなたに染まってく

お茶を点てましょう