ショート・ケーキのジャケット写真

歌詞

ショート・ケーキ

ぺんぺん

大事な時に限って

お別れがやってくるのも運命なのかな

つまんない争いの熱が残った部屋の中

1人では広すぎるワンルーム

夏風が吹けば、簡単に砕けてしまうような愛情ではなかったのにな

夏が終われば、あなたの匂いも味も夜も全部 薄まっていく

腐りかけのショートケーキ

あなたと食べるはずだった 大きな大きな苺を

独り占めできて、わたし幸せ

淋しくなんてない

期限切れの愛に興味なんてないから

こんなとき素直に仲直りしよって言える

わたしの隣にいとけばよかったのに

甘酸っぱい味が口に広がって あなたのキス

恋しくなったの 悔しくて

もう全部食べ切ってしまおう

大体いつもの2人なら

ごめんねのケーキで許し合っていた つもりだった

愛しているのに 会いに行っても他人

また恋に戻っちゃったんだ

『夏に出会った』昔話になってしまった

夏が終わる頃に、わたしの体もここも全部はやく乾き切ってしまえ

ベランダから見た星

行き先のない夜の散歩

暑くて目覚めた朝のあなたの寝顔

ごめん、やっぱ忘れられないや

腐りかけのショートケーキ…

酸いも甘いも一緒に 2人で分けてあってきたよね?

こんなとき素直に仲直りしよって言える

わたしの隣にいとけばよかったのに

崩しながら食べる ショートケーキ

最後の一口を飲み込めずにまだいるの

明日、体が壊れてしまってもこれで最後だから、どうなったっていいの

乾いたスポンジが口に刺さって、あなたのキス

恋しくなったの 悲しくて

もう全部食べ切ってしまおう

もう全部認めよう

もう全部食べ切ってしまおう。

  • 作詞者

    ぺんぺん

  • 作曲者

    ぺんぺん

  • ミキシングエンジニア

    MARTIAN

  • マスタリングエンジニア

    MARTIAN

  • ボーカル

    ぺんぺん

ショート・ケーキのジャケット写真

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    ショート・ケーキ

    ぺんぺん

シンガーソングライターとして活動を開始してから5年目。
待望の初となるデジタルリリース。

本楽曲は、恋と愛のはざまに揺れる夏の終わりを舞台に、
恋人同士が二人で分け合うはずだった時間の甘さと、
別れの後に残る酸っぱさを、一切れのショートケーキに重ねて描いている。

タイトルである『ショート・ケーキ』には、
深まっていく愛情に対してあまりにも短かった恋の期間、
そして、好きな人のことを考えると身体に走るビリビリとした感覚が、次第に壊れ、感情がショートしていく様子が含まれており、
ぺんぺんならではの言葉遊びから生まれた一曲である。

過去プレイリストイン

ショート・ケーキ

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 2025年6月15日

アーティスト情報

  • ぺんぺん

    2004年生まれ、現役大学生シンガーソングライター。 独学でギターを習得し、中学2年でInstagramでカバー動画の投稿を始める。 高校1年次に、セッションユニット『ぷらそにか大阪』のメンバーになったことをきっかけに、SNSを飛び出し、本格的に音楽活動を開始。 20歳の誕生日には初のワンマンライブを成功させ、関西を拠点に活動している。 くすぐったい恋心や、日常で感じる不安な心情を、独特な言葉選びで描き出す。そして、長年かけて磨いたギターテクニックと個性的な声で色彩溢れた音を奏でる。

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