Lyric

幾つもあるなら　恐れはしないだろう

永久に続くなら　焦りもないだろう

制限られたこの淡い命は

僕らに何を求めて　何を示すのか

泳ぐ魚は脚を持たず　駆ける獣は翼を持たず

空を飛ぶ鳥はヒレを持たず

全て満たしたものなど一つも無い

あの木々さえ　あの海さえ　不安定に揺れ

１秒先の未来も知れない　中途半端な世界さ

ありがとう

欠けて生み落とした　神に感謝を

掲げたこの手の先に祝福を

全てに満たされている世界を描くなら

そこに希望は描けない

そうだろ？

僕らは不老不死になれなくても

全知全能とかけ離れてようとも

何よりも素晴らしきを与えられている者

欠陥品の我らに幸あれ

幾億年も前の絵空事　今はもう日常の景色に溶けて

誰もあの日の熱を知れない　それでいい　僕らが望むのは

些細なことを笑える今日　抱えきれずに涙する今日

誰かのことを愛する今日　あしたのことを描いて生きる今日

欠けて生み落とした　神に感謝を

掲げたこの手の先に祝福を

全てに満たされている世界を描くなら

そこに希望は描けない

そうだろ？

僕らは不老不死になれなくても

全知全能とかけ離れてようとも

何よりも素晴らしきを与えられている者

欠陥品の我らに幸あれ