抽象的・短編のジャケット写真

歌詞

デジャヴの窓

見代 遥叶

灰色の夕暮

無彩色の夕暮を

私、しってる

突き放したような無関心

我関せずの空が頭上に

いる

ぽつり分離した私たちが

白くて四角い箱の中

この

無機質を。

どうにかして生かしたいと

ひとまず互いに触れ合う

さあ、

体温を感じて

(沈黙)

内側と外側

表と裏の心模様

何よ

生々しい原色

移り変わる色彩は

この

ココロ

表面に浮上した波立つ感情

虚無の中で

虚無の中では決して

快いものでは

ないのね

私たちの愛はどこ

私たちの源泉は

どこ

どこ

私たちの明日はどこ

私たちの生命は

どこ

どこ

観察してたつもりが

観察されてた事実

君はどこ

僕はここ

ありきたりな生活を

愛する義務もないなら

ここはどこ

君はそこ?

僕はどこ

どこか

どこか

どこか

どこか

  • 作詞

    見代 遥叶

  • 作曲

    見代 遥叶

  • レコーディングエンジニア

    岩切修一郎

  • ミキシングエンジニア

    岩切修一郎

  • マスタリングエンジニア

    加藤明

  • グラフィックデザイン

    見代 遥叶, Kohdai

  • ギター

    見代 遥叶

  • キーボード

    長谷部 覚

  • ボーカル

    見代 遥叶

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有機と無機の間、生命と静物の間。
呼吸はどこから生じるのか。
境目に産み落とされた、抽象たちの短編集。

アーティスト情報

  • 見代 遥叶

    2005年生まれ。山梨県出身。シンガーソングライターとして、五感のある音使いをテーマに活動している。10歳の頃から地元のライブハウスやジャズバー、ブルースバーで歌い始め、現在はジャズからポップスまで幅広いジャンルを歌うシンガーとしても活動中。ハスキーで透明感がありながら力強さも兼ね備えた歌声で、繊細に世界観を表現する。幼少の頃より日常的に詩を書いていた一方、作曲は高校時代に始め、今ではアコースティックな作品から電子音楽まで、様々な手法を用いた楽曲制作を行なっている。

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