歌詞

思い出に色を溶かして 残せたなら

あなたを忘れはしないだろう

雨が街を濡らして 架けた虹を

見つめていた あなたにも見えているかな

陽が落ちる前 影が伸びて

ほっぺがオレンジに染まる頃

どうしようもなく 寂しくなるのは

夏のせいだとか きっとそんなとこ

"あの日の約束は 内緒だよ

大人になったら 思い出して"

空に腕を伸ばして 掴んでみても

その手を 握れはしないんだね

遠く離れたって 見ていて欲しい

少しずつでも 迷わず歩いていくから

いつかこの夢が終わってしまっても

選んだ道を悔やみはしないよ

時計の針が止まるその日まで

祈るように歌う

思い出に色を溶かして 残せたなら あなたを

思い出に色を溶かして 残せたとしても

あなたは もう此処にいないんだね

風は海をめざして 吹き抜けていく

今年もほら あなたの好きな花が 咲いているよ