茜空とマフラーのジャケット写真

歌詞

茜空とマフラー

Kotoha

マフラーが風に揺れていた

ふたり歩いた並木道

思い出ほど暖かくて

今でも胸を締めつける

ひとつの傘に寄り添った

君の手がまだ冷たい

季節だけが進んでゆく

置き去りの心ごと

茜空に溶けていく

君の背中 追えなくて

さよならさえ 優しすぎて

今日もただ 秋が染まる

カフェの窓に映る顔

少しだけ大人びてた

君がくれたマフラーを

まだ捨てられずにいるよ

言葉の裏に隠した

さみしさは気づいてた

それでも笑えた日々を

今も愛しく思う

茜空に祈るように

ふたりの日々 包みこむ

ほどけた糸 繋ぎたくて

空に手を 伸ばしてみた

赤く染まる雲の向こう

君は今 何を見てるの?

答えのない問いかけが

またひとつ 風に舞う

茜空が滲んでいく

マフラーだけが残された

君のぬくもり 忘れずに

私は今 歩き出すの

  • 作詞者

    Kotoha

  • 作曲者

    Kotoha

  • プロデューサー

    Kotoha

  • プログラミング

    Kotoha

茜空とマフラーのジャケット写真

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    茜空とマフラー

    Kotoha

秋の夕暮れを優しく切り取るバラードです。
落ち葉の匂い、風の冷たさ、そしてマフラーに包まれたぬくもりを通して、過ぎ去った“君との時間”を思い出す歌。
静かなピアノと柔らかなストリングスが奏でるメロディーに、切なさと温かさが混じる透明感のある歌声が寄り添います。
心が揺れる夜長に、共感と慰めを探したいあなたへ――この曲をお届けします。

アーティスト情報

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