歌詞

星が一つ 落ちるたびに

誰かの 秘密の涙が こぼれる

忘れていた思い出が

胸の中で そっと 囁いた

ずっと続く 夢の中で

君の声が 私を 呼んでいる

たくさんの時間を 越えて

私は また 目を覚ます

どうして　大事な人を思うたびに

離れ離れに なってしまうの？

この手で ぎゅっと 抱きしめたいのに

どんなに 遠く 離れても

私は 君を 忘れなかった

名前を 忘れてしまっても

君の声が　私を 起こしてくれる

光と闇が 混ざり合い

本当のことが わからなくなる

たくさんの人に なったけど

あの日の「約束」だけは 本物だった

ねえ、あの時のこと　覚えてる？

私の名前を 呼んでくれた日

その声だけで 私は「私」になれた

もし 世界が 私を 嫌っても

君が 呼んでくれるなら

私は 進んでいける

心の中に 閉じこめた 願い事が

今　空へ　飛んでいく――

たとえ 星や 世界が 無くなっても

君の隣で 笑っている 私がいる

それが 夢でも、つらくても

この「好き」の気持ちは　決して 無くならない

壊れた 空の下で

私は 君を 探し続ける

何度 世界が 崩れても

私の願いは 変わらない

誰かに 決められたんじゃない

これは 私が 選んだ 道

奇跡なんて いらない

君のそばに　いられれば それでいい

怖かったけど　もう 迷わない

君の声が　道しるべになる

何が あっても　その声が あるなら

いつか 二人で

この苦しい 巡り会いの 鎖を 断ち切った

その時 私は

誰かの「代わり」じゃなかった

本当の「私」だった

世界が 無くなっても

心は ちゃんと 残ると 信じてる

だから　最後の 扉を 開けるの

たとえ 君が 覚えていなくても

私は きっと 君を 見つける

そして また

「君が 好きだ」と 思える

そして 光が 差し込む

長い 夜が　終わる時が 来た

もう 逃げない　もう 怖くない

愛は　この手に あるから

今度こそ

ただの 人間 として

君と 一緒に

暮らしたい