歌詞

どうした？目が回る君

苦労したくて荒(すさ)んだ悩を

そんなに嫌かい愧(は)じに

注ぎ込む劣情を食(は)んだ

危殆(きたい)に棲む度に

僕らは希望を忘れてる

すれ違いなんてさ

今だけだよ。愚悶(ぐもん)さ

命を刻んでゆく錆びに

満たしたい哀を汲み取って

最低な

愛も尽きそうね！

認めないだろう？

見逸れない幻聴に

眼意(アイ)を塞いで

見ない迎合に他意を拒んだ

辛いだろう？意味もない理想だ

全て置き去って

射とめない欲望に相と腐って

ジレンマごと偽装工作で

期待など君を愛さない

この白い世界だって

汚されたいその胸に刻んで

孤独と所為(せい)の陥穽(かんせい)

どうした？目が冴える君

都合はエゴだ。夢想を驕(おご)れよ

問題！心の端に

縛りつくこの劣等なんだ？

今を継ぐ度に

未来はまたその二の次

比較に憑かれた君の愛は揺らいだ

命を嫌った足枷に

目を向けず栄を選り取って

高慢な

都合いい妄想ね

変われないだろう？

頭無い天災は問いに縋(すが)って

答えはないよ。妄執ばっか

辛いんだよ。果ての無い虚像だ

嗤って置き去って

稚(いとけな)い現状に愛想尽かして

痛いんだ。でも自業と塞いで

未来など誰も愛さない

道はとうに無くなって

傷を開くその胸に縛って

自滅と他意の海淵(かいえん)

最低な言葉に目を開いて

くだらないと面に唾吐くんだ

未完成な心に耳立てて

至んないとこの手で面突くんだ

そしてその眼に魅憑かれた

逃げ場のない心を嗜(し)する

無碍(むげ)の怨嗟(えんさ)よ

放り捨てられた自らの

グラスに映るのは

イドの悦情(えつじょう)

意味もないな、善も愛も淘汰して

見ないふりして他意を引きずって

自悦懊悩(じえつおうのう)な

人生だって

綺麗な程、既成で終ってしまうなど

「君は許せない」

もう一度振り向いてよ

あぁ

何度だって哀を吐いて

危殆に帰した。愛が無いんだ

満たせない避けれない憂いが

縛りついていて

僕のせいだ

全部もう捨て去って

痛いんだ目を塞いでいたって

分かるだろう？誰も許せない

このキボウを撃ち抜いて

見つけたんだ

隘（あい)の奥で揺らいだ

期待と靉靆(あいたい)を

差し出して

もう、見ない振りしていたってさ

そう望んで居たいんだろう？